私が『死』について考えるようになったのは東日本大震災でした。
私は西日本在住なのですが、
家でテレビを見ながら、かなり衝撃を受けたのを覚えています。
今回は『死』をテーマにしたこちらの書籍
『もしも一年後、この世にいないとしたら。』
を読んだ感想をお伝えします!
購入予定の方は参考にしてみてください。
感想
がん患者さんの、がんが発見され生きられる期限を医師から知らされた後の心の葛藤や変化などが書かれています。
もし自分にがんが発見されて、もう少しで死ぬと医師に告げられたらと思うと
考えるだけで絶望感と死に対する恐怖感が生まれてきます。
こちらの本で紹介されているがん患者さんも
がんになった時、絶望感や恐怖心や怒り悲しみなどに襲われていました。
しかし、時が経つにつれ悲しんでいるだけではなく
今を大切に生きようとします。
絶望感や悲しみに暮れていた感情から、前向きな感情へどう変化をしていくのか書かれています。
本書の中で私が忘れたくないなと思ったキーワードが3つありました。
①人はいつでも変わることができる
②普通の日の連続が幸せ
③『死』を意識して初めて生きることの『光』に気づく
人はいつでも変わることができる
もし、自分に明日が来ないとしたら今できることを精一杯しようとすると思います。
大切な人に恥ずかしくて口にできなかった感謝の言葉を伝えたり、ずっと謝りたかった人に謝ったり、長年会いたかった人に会ってみたり、してみたかった事にチャレンジしてみたり。
変わりたいと願っても自分にはやっぱりできないと言って諦めずに、まず行動してみる事が大切だと思いました。
変化を恐れずに行動することが大切だと思いました
普通の日の連続が幸せ
分かってはいるものの、忙しなく過ぎていく日々に忘れがちになってしまいます。
健康に日常を過ごしている今、生きているこの瞬間をもっと大切にしようと思いました。
一日一日を大切にする!
『死』を意識して初めて生きることの『光』に気づく
今や平均寿命は83歳。
現在28歳の私は普段から死を意識する事はあまりないです。
私は、東日本大震災がおきるまでは死について考えることはありませんでした。
当たり前のように歳を重ねていつか死ぬものだと考えていました。
病気や事故・災害などで人はいつ死ぬか分からないです。
死を身近なものとして捉えて考えると、一日一日をもっと有意義なものにできないだろうかと生きている今について考える事ができます。
生きている今に意識を向けることができます。
こちらの書籍を読んで、改めて人生について考える事ができました
何度でも読み返して、今を大切にすると言うことを忘れないようにしたいです。