近年、アドラーという言葉を耳にする事が多くなった気がします。
それに従い、アドラー心理学に関する書籍は多く存在しています。
沢山ある書籍の中から、何を読めば良いのか分からない方に、
この記事では読みやすく・分かりやすく・アドラー心理学の理解を深めることができる内容の書籍を紹介します。
- アドラー心理学とは
- アドラー心理学おすすめ本①人生に革命が起きる100の言葉
- アドラー心理学おすすめ本②幸せ体質になるためのメソッド
- アドラー心理学おすすめ本③一瞬で自分が変わる100の言葉
- アドラー心理学おすすめ本④もしアドラーが上司だったら
- アドラー心理学おすすめ本⑤アドラーを読み解く
アドラー心理学とは
オーストリアの心理学者アルフレッド・アドラーが創始し、アドラーの後継者達が発展させてきた心理学です。
正式名称は 『個人心理学』 と呼びます。
対人関係(人間関係)の様々な悩みにどうしたら良いのか知恵を提示し、実践していく心理学です。
アドラー心理学おすすめ本①人生に革命が起きる100の言葉
本書は、アドラーの残した名言を通して、様々な人が日常生活を送る上で役に立つ考え方や、行動を示唆する内容 となっています。
仕事・友情・恋愛などのあらゆる悩みについて、アドラーの100の言葉を使い簡潔に説明をされています。
例えば、本書の中でこのようなアドラーの言葉があります。
『他人と比較してはいけない。
ほんのわずかでも、できている部分を見つけ、
それに気づかせることが重要だ。』
解説者 小倉広、書名 アルフレッド・アドラー人生に革命が起きる100の言葉、発行所 ダイアモンド社、2016年3月23日第16刷発行
この言葉に対して、親が姉妹を比較してしまう事などを例に挙げています。
他者と比較されたらどの様な精神的問題が起こるのか、
そして精神的問題を起こさない為にはどうしたらいいのか説明されています。
アドラーの言葉 、解説 、改善策 が一連の流れとして書かれているのです。
アドラー心理学を学びたいけど何から読めば良いか分からない人や、他の書籍を読んでアドラー心理学の内容がイマイチ掴めていないと感じている人におすすめです 。
内容がスラスラと頭に入ってくるのを感じれるかと思います。
また重要な文章に 黄色の蛍光線 で線引きがされていたり、文字の太さや大きさなどメリハリをつけているので読者が読みやすいように考えられています。
アドラー心理学おすすめ本②幸せ体質になるためのメソッド
私の経験を通して、アドラー心理学を実践して生きること、そして、その実践から幸せになる方向へ。
それを願って書かせていただいた本です。
https://www.google.co.jp/amp/s/gamp.ameblo.jp/ikoinoheya-guutara/entry-12344282998.html
本書は 筆者みずからが学び、実践し、迷いながらも行動してきたことが書かれています。
理解するだけでなく、実践をしていく大切さを筆者の体験を通して教えてくれています。
アドラー心理学の基本となる部分を分かりやすく解説されています。
体験談が多く記載されていることもあり、文章にも筆者の人柄がよく現れていて、
断定的な文章ではなく、語りかけるような文章になっていて心地よく読むことができます。
ページ数が128ページと初心者にとっては丁度良く、ページ内でアドラー心理学の要点もしっかりと記載されています。
アドラー心理学について少し興味はあるけど、よく分からないと思っている人におすすめの書籍です 。
アドラー心理学おすすめ本③一瞬で自分が変わる100の言葉
『人生に革命が起きる100の言葉』の続編です。
続編では、 アドラーの言葉を通して自分を変えていく事に重点において解説している内容となっています。
『人生に革命が起きる100の言葉』と同様に、
アドラーの100の言葉を、解説し、改善策を提示 してくれています。
そして、続編では新たに『◯◯のようにしてみよう』『◯◯しよう』というような、
より実戦に落とし込めるような"一言まとめ"が記載されています。
『人生で革命が起きる100の言葉』を読み、更に理解を深めて自分を変えていきたい人におすすめです 。
アドラー心理学おすすめ本④もしアドラーが上司だったら
本書は、アドラー心理学をビジネスへ応用する事をテーマにして小説形式で書かれています。
なぜビジネスかと言うと、アドラー心理学は仕事に当てはめて応用する事が難しいからです。
本書では小説形式でアドラー心理学を学ぶ事ができます。
主人公の"リョウ君"は、アドラー心理学を実践している上司の"ドラさん"から色々な事を学び、悩みながらも行動して変化していく様子が書かれています。
仕事だけでなく、日常のあらゆる場面で役に立つ内容となっています。
アドラー心理学をどう実践していけば良いか分からないと思っている人や、仕事でアドラー心理学を実践したいと考えている人におすすめです 。
アドラー心理学おすすめ本⑤アドラーを読み解く
本書では、アドラー著作の岸見一郎訳の『アドラー・セレクション』11作品(全12冊)解説した本です 。
アドラー著作の本は、アドラーが行ってきた講義ノートや講演の速記録をもとに
編集者や助手の学者などが書き直している為、読みにくく感じる事も少なくないです。
本書では、アドラー著作の11作品を『劣等感』『共同体感覚』など6つのキーワードに沿って解説し、
アドラーは何を語りたかったのか考えを明らかにしていきます。
より深くアドラー心理学について学びたいと考えている人におすすめです。
以上が、アドラー心理学おすすめ本5選でした。
私は数々のアドラー心理学の本を読んできましたが、読みにくさから読むのを断念してしまった本がいくつもあります。
その中でも、すっと内容が頭の中に入ってきて理解でる本に出会った時は本当に嬉しいです。
理解できると、自分に落とし込むスピードが速くなるので実践にも移しやすく感じます。
最後まで読んで下さりありがとうございます。