この記事では、面倒くさがりで細かい事が嫌いな私がミニマリストに目覚め、納得する心地よい空間が出来るまでの1年間の道のりを記事にしています。
頑張ってミニマリストになろうとせず、ゆるくても自分に合った方法を見つけて、心地よい空間を作る事が出来ました。
どうやって心地よい空間を作る事が出来たのかお話ししていきます。
ミニマリストに目覚める
ミニマリストに目覚めたきっかけは、賃貸に引っ越して1年経った頃です。
部屋の物もどんどん増えていき、掃除をしても何故かスッキリしない。そんな感覚が出てきました。
どうしたら良いのか分からず、色々検索していたら、ミニマリストと言う言葉に出会ったのです!
ミニマリストについて調べていく内に、私もミニマリストのように質の良い生活を送りたいと思うようになったのです。
そして、ミニマリストの必要最低限の物だけを持つ空間に憧れを抱き、実践する事にしたのです。
不要な物を処分する
まず、家の中にある不要な物、使わなくなった物を捨てるようにしました。
衣類や靴、小物、書類、家電などを整理&処分しました
本やCD、DVDなども必要な物だけ厳選して、中古本屋などで売ったりしました。
処分して数日は満足して過ごせていましたが、1か月程経つと、なぜか気持ち的にモヤモヤしてきたのです。
物を捨てたらスッキリすると思っていたのに・・・。
部屋のスペースをとっている古い本棚や、キッチンに置いていた衣装タンスや、あまり使わないけど出しっぱなしにしている机など次々と気になる場所が出てきました。
アレも気になる、コレも気になる!
こんなモヤモヤする空間は、質の良い空間にはなっていないと思い、再度ミニマリストについて調べる事にしました。
そして、物を整理する→捨てるという作業を半年以上に渡り繰り返していく事となるのです。
残しておく物を小分けにしてまとめる
物を整理→捨てるという作業を行ってきましたが、ずっと居心地の悪いモヤモヤした空間のままでした。
捨てる物もほとんどなくなってもスッキリしないので、今の収納方法がモヤモヤの原因かもしれないと考えました。
そして、押し入れにある今後残しておく物達を、何があるか一目で分かるように収納する事にしました。
残しておく物達をスッキリ収納しよう!
書類、思い出の物、文具、アルバムなど、それぞれ各項目ごとに1箱ずつ専用の箱を用意しました。
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それぞれの項目の箱に物を収め、1箱をオーバーしないように収納できる物の量をキープする事にしました。
押し入れもスッキリするし、持って良い物の量が明確に分かるようになったので気持ちが楽になりました。
家具のレイアウト
押し入れはスッキリしたけれど、部屋はまだスッキリしないままでした。
押し入れを整理できた事でモヤモヤは少しおさまりましたが、まだお部屋の居心地は悪いままです
まず、タタミ5畳ほどの部屋に置いていた、あまり使わない机を押し入れに収めました。
そのタタミの部屋に、キッチンに置いていた衣装ケースを移動させ、『衣装部屋』にしました。
衣類は、それぞれ夫と私とで分けて衣装ケースとハンガーラックに『春夏秋冬』の衣類を全部出しました。
実際の衣装部屋にした様子です
衣替えをするという概念をなくす事で、衣替えをする手間もはぶけて、他で衣類を収納するスペースを用意しなくて済みます。
衣装ケースとハンガーラックに『春夏秋冬』の服を全て出しておくと決めておくと、服の持ち過ぎも防ぐ事が出来ます。
キッチンにあった衣装ケースを、タタミの部屋に移動したので、キッチンが少し広くなりました
キッチンスペースをより広くする為に、キッチン家電が全然おさまっていなかった小さな食器棚を捨てて、大容量の食器棚を買いました。
以前より大きな食器棚でしたが、キッチンに衣装ケースが無くなった事と、
シンクの大半を占めていたお皿達が全て食器棚に収まったのでスッキリしたキッチンになりました。
大きな食器棚を買って、結果的に物を増やしたけれど、キッチンがスッキリして広い空間が作れたので、物をとにかく捨てれば良いという考え方を変える事にしました。
物が増えても、買う物次第で快適な空間にする事が出来るのだなと実感しました。
そして、捨てるだけでは快適な空間は作れないのだなと思いました。
キッチンという1つの部屋の空間が広くなった事によって今までにないスッキリ感を味わう事ができました。
キッチンに続き寝室も、照明と寝具のみにして空間を広くしてみました。
衣装部屋にはギッチリと衣類が置いてあるので、ミニマリストとはかけ離れていますが、キッチンと寝室の2部屋がスッキリした事で一気に心地の良い空間になりました。
好きな空間を1つ作る
残るはリビングです
リビングは家族が集まる場所なので、一番落ち着ける空間にしたいと思いました。
本が好きなのですが、全ての本が収まりれず段ボールに保管してある本もありました。
段ボールに保管しているままでは勿体ないと思い、収納力が低い古い本棚から、収納力のある本棚に買い換えました。
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とにかく家の中で一番落ち着く空間を意識して、趣味の物を無理して捨てようと考えずに、好きなものをリビングに置くことにしました。
休日にゴロゴロするのが好きなので、お昼寝に使えそうなクッションを買い足したり、とことん自分が落ち着ける好きな空間にしていきました
リビングは物が多くなってしまいましたが、他の2部屋がスッキリしているので、あまり気になりません。
好きな空間を一つでも作る事で、より心地よい空間が出来上がりました。
不要な物を極力減らすミニマリストとは違いますが、私にはこの方法が合っていました
色に統一感を持たせる
好きな空間を作る時に、ゴチャゴチャし過ぎないように1つ気をつけた事があります。
それは、家具の色に統一感を持たせることです。
本棚の色を他の家具の色と合わせたり、ラグの色をカーテンの色と合わせたり、緑を増やす為に観葉植物を置いたりしました。
色に統一感があると物を増やしても統一性が生まれて落ち着く空間になります
ゆるミニマリストの部屋が完成
約1年間かけて、納得する空間ができました
・広い空間を1〜2部屋つくる
・捨ててもなぜかスッキリしない時は、部屋のレイアウトを変えてみる
・部屋の色は統一感を持たせると落ち着く空間ができる
・自分が好きな空間を1部屋つくる
以上、頑張らない『ゆるミニマリスト』でした
納得できる空間になるまで結構時間がかかったと思っています。
スッキリしない空間にいると物を捨ててもモヤモヤするし、家に帰る度に物を捨てないと!と思うようになりストレスが溜まっていました。
ミニマリストになったら質の良い空間で過ごせると思ってましたが、
ミニマリストになろうと突き詰めるほど、ストレスを感じてしまっていたのです。
捨てる事に重点を置きすぎず、好きな物は残して、頑張りすぎないゆるミニマリストが私には合っていました。
一概に物を捨てれば良いのではなく、その人その人に合った方法で落ち着く空間を作っていくのが良いのだと思います。
頑張りすぎないミニマリストを最後まで読んで下さりありがとうございました。